人材不足がますます深刻化している、在宅医療・介護の現場。
記録や書類、連携業務に追われ、
本来のケアに使いたい時間が削られていく、、
そんな場面を、
現場で働きながら何度も目にしてきました。
私自身、訪問看護の現場で働くPTです。
利用者さんのところへ行く前や、訪問と訪問の合間、
「これ、もう少し楽にならんかな」
「ここ、毎回同じことしてるな」
そんな小さな引っかかりを感じることがよくありました。


少しだけプログラミングの経験があったので、
「職場にあるコンピューターに、
訪問外の仕事を少し引き受けてもらえたらどうやろう」
と思い、試しに作り始めたのがSkimaのはじまりです。
Excelやスプレッドシート、
GAS(ローコード開発ツール)などを使って、
訪問業務のすきま時間に、
思いついたアイデアを少しずつ形にしていきました。
Skimaは、
そうして 現場で試してみたこと、作ってみてよかったこと、ときにはうまくいかなかったことを、そのまま置いておく場所です。
完成した仕組みだけでなく、
途中のアイデアや考えかけのものも残しています。
ここにあるものは、
誰でも自由に持って帰って使ってもらって構いません。
在宅医療・介護の現場で働く人が、
コンピューターと少しうまく付き合えるようになって、
ほんの少しでも「余白」が生まれたら。
その余白が、
利用者さんに向き合う時間や、
自分の身体を休める時間につながっていけばいいなと思っています

